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新型コロナウイルスの感染拡大で、事実上のロックダウンにより、中国・上海から帰国できなくなっていた日本人が、封鎖地区から出ることが認められ、3日午後、日本に向け出国する。
オミクロン株により、中国・上海では3日、過去最多となる8,226人の感染者が発表された。
上海が事実上のロックダウンをする中、日本人を含む、ほぼすべての住民が原則外出禁止となっていたが、一部の日本人に封鎖地区から出ることが認められたことがわかった。
上海駐在の会社員・杉本浩二郎さん「(日本に)帰れるので、少しほっとしている。空港までどうやって着けるのかなど、想定がつかなかったので難しかった」
杉本さんらは、中国当局の車で移動するなどして、3日午後の便で帰国する予定。
一方で、今回の措置は地区ごとの判断になるため、多くの人は上海に残されているものとみられる。
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