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Thursday, March 17, 2022

使ってわかったパナソニック「レイアウトフリーテレビ」の魅力!「テレビの常識を変える革新的な発明だ」 (1/3) - PHILE WEB - PHILE WEB

パナソニックが発売した、見たい場所に合わせて家じゅうどこにでも自由に動かせる4K対応の “レイアウトフリーテレビ” 4Kビエラ「TH-43LF1」が好評だ。テレビ番組や動画ストリーミングサービスを見るだけでなく、在宅ワーク用のモニターとしても使える「暮らしに溶け込むテレビ」の魅力をレポートする。


■アンテナ端子の位置に縛られない “レイアウトフリー” なテレビ

43型の液晶テレビと、キャスター付きテレビスタンドを組み合わせたレイアウトフリーテレビ「LF1」は、パナソニックが提案する新しいカテゴリーのテレビだ。浴室も含む、家じゅうの様々な場所に持ち運んで楽しめるポータブルテレビ “プライベート・ビエラ” により培ったノウハウが本機の開発にも活きた。大きな画面のテレビがほしいけれど、置き場所の確保が難しいから諦めていたという方に相応しい新製品だ。


AV機器ライターの山本 敦氏が製品の実力をチェック

パナソニックは世界の家庭のキッチンやランドリーで活躍するホームアプライアンス家電も数多く手がける、総合エレクトロニクスブランドだ。黒を基調とするテレビに少し威圧感を感じるというファミリー層の声を受けて、LF1は様々な内装の部屋にさりげなく溶け込むホワイトとした。

ブランドロゴも天面に控えめな大きさでさりげなく配置されている

本体に付属するリモコンも幅広いインテリアとマッチするようホワイトに統一されている。リモコンは赤外線方式なのでテレビに向けて操作する。

テレビを好きな場所に動かして見たいという期待は、以前から多くのユーザーから同社に寄せられていたそうだ。従来のテレビは放送波を受けるためのチューナーを一体化していたことから、電源ケーブルのほかにアンテナ線をつなぐ必要があった。これらのケーブルがテレビの置き場所を自由に変えることを阻んでいた。

パナソニックはこの課題を乗り越えるため、主にふたつの試みに挑戦した。ひとつは合計6つのキャスターを付けたテレビスタンドだ。テレビ部分の質量は通常の43型テレビとほぼ変わらないが、滑らかに回転するキャスターがあることで、大人が軽く力を加えれば動かせる。


スタンド部にキャスターを備え移動も簡単

■「途切れない4Kワイヤレス伝送」を実現

もう一つのチャレンジは、モニターとチューナーの筐体を分けて信号を無線で飛ばせる技術を組み込んだことだ。

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