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Thursday, February 10, 2022

釣り上げたら国内初確認!奄美の水族館に珍しいウツボ|NHK 鹿児島県のニュース - nhk.or.jp

奄美大島の沿岸で釣り上げられたウツボが国内で初めて確認された種類と見られることがわかりました。
これまで台湾など2か所でしか確認されておらず専門家は「非常に珍しい」としています。

体長50センチほどのこのウツボは、奄美市名瀬にある「奄美海洋展示館」の学芸員が先月15日の夜、展示館近くの砂浜で釣り上げました。

丸い斑点模様が特徴的で島ではあまり見ないウツボだったことからSNSに写真を投稿したところ専門家などからの連絡が相次ぎ、国内ではまだ確認されていないウツボ、「Gymnothorax shaoi」(ジムノトラックス・シャオイ)と見られることがわかったということです。

このウツボはこれまでに台湾と南太平洋のマルケサス諸島の2か所でしか確認されていない非常に珍しい種類だということです。

奄美大島で確認された理由についてウナギやウツボなどに詳しい北九州市立自然史・歴史博物館の日比野友亮学芸員は「台湾から黒潮に乗って屋久島近くまで運ばれたウツボが冬の水温が比較的高い奄美大島沿岸に流れてきた可能性高い」としています。

このウツボは奄美海洋展示館がリニューアルオープンすることし4月からおよそ2か月間、一般公開される予定だということです。

ウツボを釣り上げた「奄美海洋展示館」の折田大志学芸員は「奄美に来たからには新種を見つけたい気持ちがあったので国内初確認ではありますがすごく嬉しいです。今後研究を進めしっかりした形で世に出していきたい」と話していました。

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