早稲田大学商学部が、オンライン授業の動画視聴を不正に行った学生に対し、当該科目の成績を「不合格」とすると通知していたことがわかった。関係者によると、対象となる学生は約100人とみられる。
早大などによると、不正行為が発覚したのは、商学部の必修科目として秋学期に開講された「ビジネス法入門」。コロナ禍のため、この授業はインターネットの学習管理システムで授業動画が配信され、学生は期限内に全ての動画を視聴することが求められていた。
早大関係者によると、今月1日の試験に向けて、担当教員が学生の動画視聴の履歴を確認したところ、同時に複数の授業動画を再生して、視聴完了を偽装していた学生が多数いることがわかった。春学期にも同様の手口が行われていたという。教員側は前回見逃したことが今回の不正行為につながったとして、退学などの厳しい処分は見送ったという。
不合格の通知を受け取った早大商学部1年の男子学生(20)は読売新聞の取材に「パソコン上で動画5本を同時に再生し、約40本の動画を試験前に視聴し終えたようにしていた。大学の措置は当然で、反省している」と話した。
からの記事と詳細 ( オンライン講義、学生「5本同時再生で見終えたように」…早大で100人「不合格」 - 読売新聞 )
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