1. ペン入力機能「Scribble」がついに日本語対応
iPadはペン入力を重視しているが、OS標準の機能としては「手書きからの文字認識による入力」をあまり重視しない状態が長く続いていた。 昨年公開の現行版OSである「iPadOS 14」からはそれが変わった。「スクリブル」という手書き認識機能が搭載されたのだ。スクリブルは、簡単に言えば「文字入力が可能な場所ならどこにでも自由に手書き入力ができる」機能だ。 画面下の手書き文字入力専用領域に書き込むのではなく、紙の入力欄に近い感覚で使えるのがポイントだ。 2020年までは「日本語には未対応」だったことが難点で、利用範囲が限られていた。 iPadOS 15では、スクリブルがついに「日本語対応」する。 どんな使い勝手になるかは、上のビデオをご参照いただきたい。筆者のきれいとは言えない手書き文字でもちゃんと認識している。 書き損じた時は、塗りつぶすイメージで打ち消す動作をすることで書き直せる。 ウェブブラウザーでのアドレス入力や検索、メモやSNSの書き込みなど、あらゆるシーンで自由度の高い手書き入力ができるのは新鮮だ。 「イラストは描かないからApple Pencilはいらない」と思っていた人でも、さっと文字入力に使える、となれば話は別だろう。ちなみにスクリブルは、指などで手書き入力ではできず、実質的にApple Pencil専用の機能である。 手書き入力の機能強化と併せて便利なのが「クイックメモ」機能だ。 標準の「メモ」アプリと連動する機能だが、指やApple Pencilを画面の右下隅から内側へすべらせると、画面上に小さなメモ画面が現れる。どの状態でも出てくるものだが、特にウェブを閲覧中には、今見ているウェブのアドレスをワンタッチで記録しておくことにも使えて便利だ。もちろん、文字や絵などを一緒に書き込んでおくことだってできる。
からの記事と詳細 ( 「iPadOS 15プレビュー」でわかった5つの進化…Web版FaceTime、手書き大幅強化(BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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