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Friday, August 28, 2020

守護神として好投続くDeNA三嶋。「ヤスが注目される理由がわかった」(Number Web) - Yahoo!ニュース

 たとえクローザーを任されたとしても、また多くの人たちに賞賛を浴びたとしても、三嶋一輝の心のなかの“飢え”は決して満たされることはない――。 【秘蔵写真19枚】美しい!ハマスタで会える!ベイスターズを盛り上げるパフォーマンス集団「diana」  不調に苦しむ守護神・山崎康晃に代わって、7月終盤からプロ野球人生で初めてクローザーを任され、順調にセーブを重ねているDeNAの三嶋は、冷静に自分自身の立ち位置を見つめている。 「正直言って特別な思い入れがある場所だとはまだ感じられないんですよ。ただ、中継ぎピッチャーのひとりとして9回を投げている。それぐらいの気持ちでないといけないと思うんです。『俺がクローザーだ』という意識は必要なくて、勝っている試合の最後かもしれないけど、大切なのは気持ちと姿勢を見せることだけ。だから、今までとやることは変わらないんです」  クローザーであって、クローザーにあらず。三嶋はただひとりのピッチャーとして、これ以上ないしびれる場面で登場し躍動している。

「9回は、おまえで行くからな」

 抑えで行くことをチームから伝えられたのは初セーブを挙げることになる7月29日の練習中だった。普段と同じようにキャッチボールをしているとき木塚敦志ピッチングコーチと目が合った。とくに呼び止めるわけでもなく木塚は三嶋にこう告げた。 「9回は、おまえで行くからな」  東京ドームの巨人戦。ブルペンの指示表には準備のため投げる順番が後方に記されていた。試合はDeNAリードで展開し、7回に山崎が投げ、8回にはパットンが呼ばれた。それまで半信半疑だった三嶋は、本当に行くことを実感したという。 「試合中に気持ちができあがったというか、いざ呼ばれて、よし行こうって」  ストレートはすべて150kmを超え、打者3人に対して2三振を奪うこれ以上ない内容だった。  三嶋は自分がやる仕事に変わりはないと言っていたが、一方で周囲の変化はこれまで経験したことのないものだった。

マウンドで味わった喜びと違和感。

「試合が終わるとマウンドに笑顔の仲間が集まってきて、ベンチに戻るとハイタッチで迎えてくれる。何とも言えない感覚だったし、そこでいろいろなことを感じたんですよね」  自分自身は元のまま。だが、いざクローザーとなり結果を出すと世界は一変した。三嶋は、チームが勝つことに喜びを感じつつも多少なりの違和感を持ったという。 「スポーツニュースでセーブのところに自分の名前が出たりするじゃないですか。するとまわりの人は『がんばってるね』と言ってくれるんです。うれしいですけど、僕はこれまでどんな場面で投げようが変わらずがんばってきましたからね。それに負けている試合であっても必死に投げている中継ぎピッチャーがたくさんいる。だからちょっとだけ寂しい感じもするんですよ。注目を浴びなくても、チームのためにがんばっている選手はたくさんいるんだよって」  三嶋は真っすぐで正直な男だ。普段はシャイで口数は少ないが、ちょっとおかしいなと思えば忖度なしにそれを口にする。だからこそ“ミッシー”と呼ばれ誰からも愛されている。

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August 29, 2020 at 09:31AM
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