
“地上戦”制した維新、“空中戦”制したれいわ
まず、全体の結果から見てみましょう。 政党ごとに持っているSNSでのチャンネル登録者数やフォロワー数を抽出後、プラットフォームに対して筆者独自に重み付けをし、便宜的に“SNS上の支持率”として計算。その数字を実際に獲得した議席数と比較しました。 SNS支持率とは:衆院選期間中の各政党のSNSフォロワー数や友だち数、チャンネル登録者数などを集計。さらにその獲得フォロワー数(支持者の数)をプラットフォーム別に(Facebook:Twitter:YouTube:インスタグラム:LINE=4:4:1:0.5:0.5)重み付けして、筆者独自に算出した数値。 結果は、自民党・立憲民主党、国民民主党が支持率に対してやや獲得議席数が多く、逆に公明党・共産党・社民党はやや少ない結果に。 SNS支持率と議席数に大きな開きがあったのは、日本維新の会とれいわ新選組です。 維新の会は今回の総選挙で公示前の4倍近い41議席を獲得しましたが、データを見ると、大躍進はSNSの活用が要因ではない可能性が高いと考えられます。 維新の会の勝因としては、SNSに依存しない地上戦をメインした選挙活動、あるいは吉村洋文・大阪府知事の人気を全面に打ち出した選挙戦を展開したため、などのいくつかの理由によるものでしょう。 れいわも健闘して3議席を獲得しましたが、SNSでの支持がリアルの得票率とかけ離れています。断定はできなくとも、分断された領域内だけで熱狂的に盛り上がっている可能性が高いことが今回の調査では明らかになりました。 次に、Twitter、YouTube、インスタグラムのそれぞれのプラットフォームで特徴的だった選挙戦について分析していきます。
からの記事と詳細 ( 衆院選でSNSフォロワーは票になったのか。全政党・候補者を分析してわかった驚きの事実(BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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