
北海道標津町でロシア人を名乗る男性が「国後島から泳いできた」と話し、亡命を求めていることが21日、関係者への取材でわかった。道警が男性に事情を聞いており、今後、札幌出入国在留管理局が経緯を調べる。
ロシア人を名乗る男性を発見した標津町の70歳代の町民によると、19日午後5時頃、海岸沿いの中標津署標津駐在所付近をうろうろしている男性を見つけた。男性は20~30歳代くらいで、紺色のスポーツウェア姿。スニーカーをはき、リュックなどを持っていたという。
不審に思った町民が声をかけたところ、男性は片言の日本語で「パスポートがない」「国後島」「泳いできた」と説明したという。
北方領土の国後島から標津町までは約20キロ離れている。町民は「泳ぐことは不可能でないと思うが、海水温は冷たい。ぬれていた様子は全くなかった」と驚いていた。
札幌出入国在留管理局は、詳しい上陸手段や、男性の身元について確認を進め、上陸を許可するかどうか対応を決めるとみられる。
からの記事と詳細 ( ぬれた様子ないけど…「国後島から泳いできた」ロシア人名乗る男性、亡命を希望 - 読売新聞 )
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