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Wednesday, March 24, 2021

おとなの週末:行ってわかった、噂が噂を呼ぶ取材拒否店の法則 - 毎日新聞

巷で囁かれる&これまでに小誌が経験したやきとんの取材拒否店に潜入。それゆえにここではイニシャルでご勘弁。ヒントを頼りに辿り着くべし。

行ってわかった、噂が噂を呼ぶ 取材拒否店誕生の法則

「取材拒否の焼きとん屋さんを取材してきてほしい」。

そんな編集部からの依頼ではあるが、もういきなり日本語としておかしい!!
“取材拒否を取材する”……いわば覆面取材をして、店名や店の場所などは伏せたまま、そんな店の魅力をお伝えするという、ある種掟破りの企画でございます。

そして選んだ、いわゆる取材拒否のお店6軒! 焼きとん好きならば一度は訪れたい、月並みな表現ですが“レジェンド級”の店ばかりである。

どの店も、モツの鮮度、焼きの丁寧さ。さらにその店ならではの、なんともいえないムード。心の底からとことん焼きとんを満喫できることは間違いない。

そんな店にはいくつか共通する特徴がある。それぞれの特徴につき、一軒くらい該当しない例外もありますが、ほぼ傾向としてこんな具合だ。

●開店と同時に、すぐさま満員。
●開店1時間もすると、人気の部位はどんどん品切れになっていく。
●なので品切れにならないように、お客さんはますます早く店に詰めかける。
●おかげで開店前から行列ができてる。
●そんな繁盛店なのに、家族経営的なこじんまりした少人数で店を切り盛り。
●昔なじみの地元の常連客がついている。
●といえど、その味と噂を聞きつけ、遠くからわざわざ遠征呑み喰いツアー的にやってくる客も多い。
●そこでますます開店と同時に満員……

というループ現象!
以上を鑑みると、昔なじみの地元常連客に、安心して好きな焼きとんを喰ってもらいたいお店側の“これ以上有名にならないでほしい、だから取材はお断りしております”といった気持ちも当然だ。それは覆面取材すればするほど痛いほどよくわかった。

でも逆に覆面取材すればするほど、遠征してでも呑み喰いしたい人の気持ちもイヤってほどわかる旨さなんだよな〜。

結論。引っ越して地元常連客になれ!

『N』@JR京浜東北線沿線

DSCF8179a_1616562216 串も酒もそのお安さは 当ページナンバー1! DSCF8175a_1616562344 塩とタレ以外に味噌味もあり、これがまたガッツポーズしたくなる味。一串100円という安さも泣ける焼きとんは1種2本から注文を受ける。

写真はシロとチレ。小鉢は「豚ナマコポンズ」(コブクロ)300円。お通しに漬け物。

[ヒント]

ことわざの『犬が西向きゃ、尾は○○○』。そして『日本国民たる要件は、法律でこれを定める』は日本国憲法第☆☆? そんな○○○☆☆駅の南口から歩いて5分

『Y』@JR京浜東北線沿線

DSCF8196a_1616562488 ザ・ダイナミックに 焼いて喰らえ! 数年前から、ジンギスカン鉄鍋で客みずから肉を焼くスタイルに変貌。
取材拒否どころか余人も寄せつけないようなムードだ。味も店もド迫力。

肉はひと皿300円。写真はレバ(鉄板上)と牛サガリ。アルコールは460円〜。

[ヒント]

10月になると、あの共同募金が全国一斉にスタート! そんな駅の東口から線路に沿って“翔んで○○”な方向に歩いて行けば10分もせずに見えてくる

『C』@東急東横線沿線

DSCF8158a_1616562688 カクテルに黒ビールを チョイ入れて吞む人も DSCF8161a_1616562913 DSCF8164a_1616562923 営業開始から3時間もすると品切れで閉店してしまう、幻のようなお店。
つくねを生ピーマンで挟んで食べるのも人気。串は180円〜。

写真はひもスタミナ、タン、チレ、お通しのキャベツに塩味の煮込み(570円)。

[ヒント]

往年の天才漫才師、平川幸男と中田治雄の第一次Wヤングの駅名連発ギャグにこんなのがありました。「なにを○○○!」。○○○駅の西口から歩いてすぐ

『N』@JR山手線沿線

DSCF8111a_1616562938 立ち吞みなので詰めて入店の可能性も DSCF8108b_1616562992 この企画唯一の立ち呑みのお店。串は豚だけではなく牛も豊富。

さらにハラミやレバーを巨塊のまま焼いたステーキ、とにかく濃厚でクセになる煮込み(写真/ 500円)など破壊力抜群。

写真の串はしろとてっぽう。串180円~。

[ヒント]

七福神の一員と同じ発音の駅の前にあるバスターミナルから見える、半沢直樹が務める業種の店舗裏の一角を探せ!

『H』@JR山手線沿線

DSCF8278a_1616563362 全メニュー大ぶり
多人数での来店をおすすめ DSCF8281a_1616563392 ひと串250円から。一瞬、お高く感じるかもしれないが、他のお店の倍近くある巨大串なので満足度マックス。
焼きとんのお店には珍しく焼酎はボトルの栗焼酎のみ。

写真はテッポー。そしてコブクロの刺身(1000円)。

[ヒント]

橋本治の青春小説『桃尻娘』でゲンちゃん憧れの滝上先輩が受験するも、浪人してもやっぱり受からなかった洒落たムードの大学から南西の方向にある

『S』@地下鉄南北線沿線

DSCF8295a_1616563510 この『わっぱ』は当取材最大の感動! DSCF8304a_1616563521 DSCF8307a_1616563527 東横線『C』で修業した店主が営むので、メニューは『C』によく似ている。串の注文もおまかせで見つくろってもらうお客さんが多い。

串は150円。写真は煮込み370円、お通しのキャベツ、おつまみガツ250円、チレ、わっぱ( 膣)。

[ヒント]

ブルジョワチックな奥様といえば○○ーゼ。そして山手線に今年できたばっかりの駅といえば☆☆ゲートウェイ。○○☆☆の駅近くの昔ながらの商店街の一角 撮影・文/カーツさとう
※店のデータは、2020年11月号発売時点の情報です。

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