
「雲の模様や影の不思議な世界」
今月9日、「エルマーのぼうけん」という一言が添えられ、ツイッターに投稿された一枚の写真。 写っているのは、青空に向けて掲げられた葉っぱ。よく見ると、しま模様のりゅうと見つめ合う少年「エルマー」の姿や、たてがみを三つ編みにしたライオンなど、有名な童話の世界が刻まれています。 この投稿に対して、「懐かしい」「心があたたかくなる」「雲の模様や影もあわせて不思議な世界」などコメントが寄せられ、15万件以上のいいねがつきました。
残らない儚さも魅力
写真を投稿したのはリトさん(@Teriyaki_Cheese)。作品の背景に広がる大空や自然は、横浜市の自宅近くにある公園の丘の上だそうです。 リトさんは連日、葉っぱ切り絵の作品を投稿しています。毎回、葉っぱの形も、描かれる物語も、さまざま。 葉っぱの中に浮かんだ大きな水族館。 動物たちが思わず踊り出す、森のピアノ教室。 サメは、海に大切なものを落とした女の子に落とし物を届けます。 「毎日、葉っぱ切り絵をする時間以外は、葉っぱを探したり、創作のアイデアを出すために、ひたすら歩いています。2万歩ぐらい歩きます」 今回のエルマーは童話をモチーフにしましたが、ほとんどがオリジナルの物語だといいます。 「作品のアイデアは、すぐひらめくこともあれば、夜通し机の前で悩むこともあります」 物語はまず紙に描き出し、その後、葉っぱの裏にペンで模写します。デザインナイフで切る作業は「だいたい1~2時間で仕上げます」とのこと。 葉っぱは、数日で、枯れたりしおれたりしてしまいます。残らない儚さも、葉っぱ切り絵の魅力だと言います。
「得意なことを伸ばす生き方」
葉っぱ切り絵に力を注ぐリトさん。でも、まだ葉っぱ切り絵を始めて半年ほどだといいます。 創作の道を歩み始める前、リトさんは、約10年間、サラリーマンとして勤めていました。 大学を卒業して、就職。しかし、社会に出て待っていたのは、上司に散々怒られて、「自分は何でこんなに仕事ができないんだろう」と落ち込む日々でした。 集中すると、周りが見えなくなるほど没頭してしまいます。完璧主義で、仕事は丁寧、でも「スピードが遅すぎる」。2度転職しましたが、うまくいきませんでした。 ほかにも同じように悩む人がいないか調べたときに、たまたまADHD(発達障害)という存在を知ります。受診して、自分もADHDだったという診断を受けました。 会社を辞め、自分の障害についてより知りたいと、医学書などで勉強をしました。 そして、「サラリーマンという働き方が致命的に向いていないこと」「ゆっくりと時間をかけて一つの事だけに集中すれば、誰よりも頑張ることができる」という自分の得意・不得意が見えてくるようになりました。 「これからは自分の苦手な事を無理に克服するのはやめよう、得意な事を伸ばす生き方を探そう」。だんだんと、自分や障害に前向きになれるようになりました。
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September 13, 2020 at 05:00AM
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葉っぱ切り絵が生む感動 就職でわかった発達障害、見つけた創作の道「皆と同じ事」出来なくても生きていく(withnews) - Yahoo!ニュース
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